建築学科出身が語る。建築学生必須持ち物9選!!【製図に必要なツールまとめ】

建築学科

 

こんにちは。

建築ブログを運営している「りょうた」です。

今回は

建築学生「建築学科に入学したけど、必要なものって何だろう。

誰も教えてくれないし、どこで買えば良いのかも分からない。」

 

こんな疑問について答えます。

本記事の内容

  • 図面を書くのに必要なツール【9つ】
  • まとめ

 

まず、この記事を書いている僕は、大学の建築学科を卒業し

現在は都内の企業で建設業に従事している 26歳です。

こんな僕も学生の頃、同じ経験をしました。

普通科高校から建築学科へ進学したので、建築については

右も左も分からない状態でした。

そんな悩みを抱えている学生が全国には少なからず

いっぱいいるはず。

そんな子たちの為に書きました。

 

図面を書くのに必要なツール

シャーペン 3種類が望ましい。(0.3mm、0.5mm、2.0mm)

そしてペン先が長いやつ。

製図板 A2サイズでOK

資格取得する際も必須です。

テンプレート 多用する 〇、△、□ があるものが良い。

1、2枚でOK

マスキングテープ 何でもOK

 

トレーシングペーパー ロール状のものをおすすめします。

幅420mm (A3用紙の長い方の長さ)

直定規 30cmでOK

両側目盛があるものが良い。

三角定規 32cmでOK

勾配定規でも可。

三角スケール(建築士用用) 15cm、30cm 2本あると良い。

縮尺は1/20~1/300 まであれば十分です。

製図用ブラシ 毛の柔らかいものを使用しましょう。

 

 

ざっと こんなもんでしょう。

これをそろえれば図面を書くことは可能です。

どこの大学もこの辺をそろえないと線が書けないです。

僕が4年間愛用したものを紹介します。

 

シャーペン

上の表では3種類(0.3mm、0.5mm、2.0mm)必要と書きましたが

なぜだと思いますか?

答えは線の種類によって線の太さや濃さを分けているためです。

図面はほとんどが【太線、中太線、細線】の3種類で書かれています。

これに対応するためにシャーペンも3種類の太さを用意しましょう。

美しい図面を書くには必ず用意して下さい。

 

製図板

製図板の役割は図面を固定し

平行、直角な線を引くためのものです。

社会に出ればCADが当たり前となっていますが

建築士の試験はアナログ式で手書きの図面を書きます。

将来資格を目指している方は学生のうちにそろえておきましょう。

あ、買うときはAmazonとかネットで買う方が絶対良いです。

なぜなら、デカくて重いからです。こんなもん持って電車に乗りたくないです。

 

テンプレート

初めて聞いた人は 「え?何それ?」って思うはずです。

僕もそうでした。

どんなものかというと、同じ形の線を書くための道具です。

多用する形は〇、△、□の3種類なので、

この形のテンプレートを用意して下さい。

〇は通り芯番号や丸柱を書く際によく使います。

△は建物の入り口表記や矢印を書く際によく使用している。

□は角柱を書く際によく使用されます。

僕は〇だけのテンプレート1枚と 〇、△、□が1枚になっているテンプレートを

駆使して図面を書いていました。

 

マスキングテープ

用途は製図板に図面を固定する時に使用します。

まずこのテープは他のテープに比べて粘着力が少ないテープとなっているため

図面の表面をテープが持って行かないようになっています。

間違ってもセロハンテープとか使わないで下さい。

図面は大切に扱いましょう。

 

トレーシングペーパー

授業で設計課題などが出たときに1番使います。

設計課題が出された際、課題に対してのアプローチの仕方は人それぞれですが、

考えがかたまり、いざ図面としての形にしていく際にトレペを使用します。

この紙は半透明になっているので、1階と2階の図面を重ねて

縦方向に対しての検討するのにとても便利です。

ロール状の良い点は単純にコスパ最強だからです。

悪い点としては、丸まってしまうとことですかね。この辺は我慢しましょう。

 

直定規

線を測って書く道具です。それだけです。

30cm 1本あれば良いです。

 

三角定規

用途は水平、鉛直な線を書くときに使います。

僕は36cmのものを使用していました。

三角定規は目盛がないので直定規とセットで使用します。

勾配定規はその名の通り勾配を書くのに便利です。

 

 

三角スケール(建築士用)

図面には必ず縮尺というものが表記されています。

1/100、1/200、1/50、1/20など、、、

問題です。

1mの1/20の線を書いて下さい。

と言われて何cmの線を書けば良いと思いますか?

慣れている方は頭で計算して「そんなの簡単だよ。5cmだろ。」と答えると思います。

じゃあ、1.8mは?4.2mは?

さすがにみんな計算なんてやってられないですよね。

そんなときに役立つのが三角スケールです。

書きたい縮尺に目盛を合わせてあとは1.8mや4.2mを書けば良いのです。

こんな便利な道具誰が作ったんでしょうね。天才だわ。

 

製図用ブラシ

図面を書いていると、消しゴムの消しカスや

よく分からんゴミなどが図面につきます。

間違っても手を使って払わないで下さい。

汚れる原因です。必ず製図用ブラシで払うようにして下さい。

何故そこまで気を遣わないといけないかって?

じゃあ逆に問います。

あなたは汚れた図面を見たときどう思いますか?

良い気分にはならないでしょう。

そういうことです。相手のことを考えて図面を書きましょう。

おのずと美しい図面になるはずです。

 

まとめ

以上ものは基本的には大学の生協で売っているはずです。

一応僕が愛用していたものをAmazonのリンク付けときました。

外部で購入するとしたら「世界堂」や「レモン画翠」などで売っています。

大学によってはキャンバス内に世界堂がある大学もあるのでうらやましい、、、。

世界堂公式ホームページを見る

レモン画翠公式ホームページを見る

 

 

 

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