建築学生「パソコン買おうとしてるけど、どう選べば良いか分からないなぁ・・・。」
「Core i7以上のメモリ16GB、ストレージは256GB以上のパソコンが建築学生に適しています!!」
この記事ではパソコン選びに悩んでいる建築学生向けに書いています。
今回は建築学生に適しているCPU、メモリ、ストレージについて解説をしていきます。
建築学生に適しているCPU、メモリ、ストレージは?
・そもそもCPUとは?
CPU(Central Processing Unit)は中央演算処理装置と呼ばれていてパソコンの脳みそです。パソコンの起動速度や、データの読み込み速度や計算速度、処理速度に関わっており、パソコン選びに重要な項目の1つです。
世の中にあるパソコンのほとんどが【Intel】で開発されたCPUを搭載しています。製品としては
- Core i9
- Core i7
- Core i5
- Core i3
などの種類がありますが、一般的に数字の高いものほど性能が優れています。
イメージとしてはCore i3が小学生の頭脳でCore i9が東大生の頭脳。と思ってもらえるとイメージがつくかと思います。
建築学生なら最低Core i7以上が理想です。建築系のソフトの大半がCore i7以上を動作環境として推奨しているのが理由です。
処理速度に関わる【コアの数】
CPUは【コア】と呼ばれる構造が複数搭載されるようになり、現在は1~10程度まで市販されています。
- デュアルコア → CPU 2つ
- クアッドコア → CPU 4つ
- オクタコア → CPU 8つ
【〇〇コア】という言葉で表されていますが、それぞれCPUが【デュアルコア】は2つ。【クアッドコア】は4つ。【オクタコア】は8つCPUが搭載されているということです。
ですので例えば、【Core i9のオクタコア】なら東大生が8人パソコン入っているという感じになり、コア数が多いほど作業を分担して演算処理を行うので処理速度が早いのです。
建築学生向けとしては、僕自身は学生の頃クアッドコア搭載のパソコンを使用しており、主に【2D CAD、Illustrator、Photoshop】を使用していましたがストレス無く動いてくれました。
・メモリとは?
CPUが作業を行う頭脳に対してメモリは作業をするスペースの広さを表しています。
よく【机の大きさ】として例えられることが多いです。机が大きければ大きいほどCPUが同時にいろいろな作業をすることができます。
例えば、ネットで調べ物をしながらIllustratorでプレゼンボードをつくったり、その裏でCADソフトを開いて図面を書いていたりなど、同時に複数のソフトを操作するなんてザラにあります。
そのためにもメモリの性能が高くないと処理速度に影響が出てきます。
4GB、8GB、16GB、32GBなどの【ギガバイト】で表されており、数字が大きいほど性能が高いです。
建築学生としては最低8G欲しいです。
ですがほとんどの建築系ソフトの動作環境の推奨値として16G以上を推奨しているので資金に余裕があれば16Gをおすすめします。
・ストレージとは?
パソコン内に写真や動画、図面データなどの様々なデータをどれぐらい保管ができるかという数値です。
【棚】をイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。棚が広ければたくさんデータを保管できますよね。
単位はメモリと同じく【ギガバイトやその上のテラバイトで】表されます。
- 128GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB
- 2TB
など幅広くそろっています。
建築学生なら256GBで十分です。ですが1つ気をつけなくてはいけないことがあります。
それは容量ギリギリまでデータを詰め込み過ぎないことです。ちょっと想像して欲しいのですが、例えば押し入れにものを詰め込み過ぎると【奥のものが出しにくい】、【置き場所を交換しにくい】、【そもそも日常的に使いにくい】といったようにデメリットが出てきます。
ストレージにおいても全く同じ状態となり、ギリギリまでデータを詰め込むと【動きが遅くなる】などの支障が出てきますので気をつけましょう。
まとめ
結論として、建築学生に適しているCPU、メモリ、ストレージ容量は
【Core i7 のメモリ16GB ストレージ256GB】あればほとんどの建築系のソフトは問題無く動作するのでこのスペックでパソコンを買うことをおすすめします。
以上で建築学生に適しているCPU、メモリ、ストレージについて書きました。
少しでも参考になったと思ってもらえたらうれしいです。
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