こんにちは、リョウタです。
建築学生がパソコンを選ぶ際の基準として【グラフィックボード】がありますが、この記事では建築学生に適しているグラフィックボードについて解説をしていきます。
建築学生｢GPUってあった方がいいのかなぁ・・・。そもそもGPUって何？｣
｢建築学生におすすめのGPUはNVIDIA社GeForceかAMD社のRadeonがおすすめです！｣
結論だけ聞いてもピンとこない人がほとんどだと思います。
大丈夫です。ちゃんと解説します。
そもそもグラフィックボードとは？
ディスプレイに画像や映像を表示させるためのパーツ
GPU【グラフィックボード】とはディスプレイに画像や映像を表示するためのパーツとなっており、パソコンの頭脳であるCPUの動きを補助する役割を担っています。
CPCがパソコンの全体の頭脳なら、GPUは画面表示に特化した頭脳と言えるでしょう。
ほとんどのパソコンにはGPUは搭載されておらず、CPUがその機能を併用しています。
GPUがあると何が変わるか
次に、GPUが載っているパソコンと無いパソコンで何が変わってくるのか解説していきます。
結論を言うとGPUがあると画面の表示速度が非常に速くなります。
例えば、ネットサーフィンをしたり、Wordでレーポートを書いたりする程度ならGPUがある無しに関わらず画面の表示速度はほぼ変わりませんが、3Dゲームをしたり、VRを使用したり、3D CADソフトを使用するときはGPUが無いと画面にサクサクと表示されなくなり、ゲームはカクカクしたりして、かなりストレスが溜まります。
GPUが無いとCPUが全ての処理を行っているので、負荷がかかりすぎると処理するのに時間がかかり、画面に表示するスピードに差が出ますが、GPUがあれば画面に表示する処理を手助けしてくれるので、処理スピードが速くなります。
イメージで言うとゲーマーや、映像編集、画像編集などのクリエイターの人にはGPUがあるパソコンが向いていると言えるかもしれません。
代表的なGPUのブランド
- NVIDIA (エヌビディア)
- AMD (アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)
- Intel (インテル)
この3社がGPUを製造している代表です。
NVIDIA社は最も普及しているGPUの製造会社で、GeForceやQuadroといった製品のGPUを製造しています。
特徴は、パソコンゲームメーカーのほとんどがNVIDIAのGeForceを基準に製作されているので、ゲームをするならNVIDIAと言えるでしょう。
AMD社はRadeonやFireProといった製品のGPUを製造しており、主にアップルのパソコンに使われています。
特徴としてはマルチメディア、動画再生能力に優れています。
Intelの製造しているGPUはCPU内蔵型となっており、上記の2社とは違って処理能力は劣りますが、ネットサーフィンやYoutubeを見たりするなど、普通に使用する程度なら全く問題なく処理してくれます。
ちなみにほとんどのパソコンがIntel社製の内蔵型GPUとなっています。
建築学生に適しているGPUは？
結局、建築学生に適しているGPUって何？という疑問が生まれるかと思います。
大丈夫です。ちゃんと解説します。
2次元CAD、Adobeソフトを使う程度ならGPUは必要ない
これは僕自身もそうでしたし、大学時代の周りの人もそうでしたが、2次元CADやIllustrator、Photoshopの3つをGPU搭載していないパソコンで使用していましたがストレス無く使用することが出来ました。
なので、手書きのパースをPhotoshopで編集したり、Illustratorでプレゼンボードを作るなどの作業ならGPUは特に必要ないです。
3D CADやCG、VR、BIMなどのソフトはGPUが必要
ただし、ゴリゴリにCGモデルを作成して設計に挑戦してみたいと思っている方はGPUが無いと処理能力不足でサクサクと動かず、かなりストレスになると思います。
実際、GPU無しで3D CADを駆使して設計課題をしていた友人は負荷がかかりすぎてソフトが落ちたりしていました。(結構まれらしいですが。笑)
まとめ
【結論】GeForceかRadeonがあれば問題無し
GPUについていろいろと解説してきましたが、結論としては建築学生に適しているGPUはNVIDIA社のGeForceかAMD社のRadeonなら建築系のソフトはほとんど問題無く使用することが出来るのでこのどちらかを選ぶと良いでしょう。
具体的には
【Surface Book3】はNVIDIAのGeForceを搭載しています
【MacBook Pro16インチ】ならAMD社のRadeonを搭載しています。
以上で建築学生に適しているGPUについて書きましたが、パソコン選びは本当に悩ましいです。学生にとっては決して安くは無い買い物ですので、この記事が少しでも参考になったと思ってもらえたらうれしいです。
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