建築学生「パソコンを買おうとしているけど、どんなパソコンを買えば良いのか分からないので、選び方を教えて欲しいです。」
こんな疑問に答えていきます。
こんな記事を書いている僕は、
建築学生にとってPC選びはとても大切だし、
なんてたって高い買い物なので失敗したくないと思っている方は
ぜひこの記事をご覧下さい。
建築学生向けのパソコンの選び方【3つあります】
次の3点を頭に入れておくことが大事です。
上記のとおりです。
この3つを把握しておけばどんなPCが必要なのか
見えてきます。
パソコンの用途確認 (建築学生がよく使うソフト)
まず建築学科は他の学科と違い、
特殊なPCソフトを使用します。
まずはここを把握しましょう。
具体的には、
- Illustrator(図版作成)
- Photoshop(画像編集)
- Vectorworks(製図)
- AutoCAD(製図)
- Jw_cad(製図)
- Rhinoceros(3Dモデリング)
- ArchiCAD(製図、3Dモデリング)
- SketchUP(3Dモデリング)
などがあります。
パソコンの性能確認 (そのソフトを動かすために必要なスペック)
よく使うソフトを把握したら
次は、そのソフトを動かすために必要なスペックを把握します。
✔図面製作ソフト(2次元CAD)
■Jw_cad
CPU:Intel Core i5 2GHz以上
RAM:4GB以上
※フリーソフトのため、動作環境のスペック表示は無く、動作保証もありませんが、
上記のスペックがあればストレスなく使えます。
CPU:基本 2.5〜2.9 GHz
推奨 3 GHz 以上
RAM:基本 8GB以上
推奨 16GB以上
GPU:基本 帯域幅 29 GB/秒の 1 GB GPU (DirectX 11 互換)
推奨 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 11 互換)
CPU:最小 Intel Core i5 2GHz
推奨 Intel Core i7 3GHz以上
RAM:最小 4GB
推奨 16~32GB
GPU:OpenGL 2.1互換グラフィックスコントローラ
✔グラフィック系ソフト
CPU:2GHz以上のプロセッサー
RAM:2 GB 以上(8 GB を推奨)
GPU:GeForce GTX 1050以上
GeForce GTX 1660 または Quadro T1000 を推奨
ストレージ:3.1 GB 以上の空き
✔3Dモデリングソフト
以上のようなソフトを使って
図面を書き、プレゼンボードを作って提出することになります。
大学でのパソコン使用頻度(2年生からPCで図面を書くようになります)
入学したての1年生はあせってPCを買う必要はありません。
なぜなら手書きの図面を書かされるからです。
PCを使用して図面を書くのは2年生からがほとんどです。
おすすめのPC
建築学生が使うソフトと必要なスペックは分かったけど
具体的にどのPCがおすすめなんだよ。と言う声が聞こえてきそうなので
使用用途別でおすすめしていきます。
スペック | CPU Corei5 RAM 8GB 容量 128GB 独立GPU 無 |
CPU Corei7 RAM 16GB 容量 256GB 独立GPU 無 |
CPU Corei7 RAM 16GB 容量 512GB 独立GPU 有 |
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用途 | 2D CADで製図 画像加工、プレゼンボード製作 等 |
3Dモデリングを使用した 大規模設計 |
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使用ソフト | Jw_cad Illustrator AutoCAD Photoshop Vectorworks SketchUP |
Rhinoceros ArchiCAD |
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おすすめPC | ・13インチMacBook Pro(上記真ん中のスペック) ¥192,280(税込) ・13.5インチSurface Laptop 3(上記真ん中のスペック) ¥209,880(税込) |
・16インチMacBook Pro(上記右のスペック) ¥273,680(税込) ・Surface Book 2 – 13.5 インチ(上記右のスペック) ¥291,610(税込) |
僕自身学生の頃は3Dを駆使して設計をしていなかったので
真ん中のスペックのPCを使用していました。
3Dソフトを使っていた人はみんな独立GPU搭載型のPCを使っていました。
独立GPUが無いPCでも動くは動くのですが
負荷が掛かりすぎるとサクサクと動かずストレスが溜まりますので注意して下さい。
まとめ
将来を考える
大学での勉強したい内容に応じて、今後の学生生活のPC利用をイメージする。
そして学科の先輩がどんなPCを使っているのかも見たり、聞いたりすること。
ゆずれない部分を決める
最重要はCPU(プロセッサー)とRAM(メモリ)。
その他妥協できない部分、大きさや重量、デザインで選択肢を絞る。
今回おすすめしたPCはデザインを重視したPCでMac bookとSurfaceどちらもかっこいいデザインですよね。
デザインにこだわらないなら同じスペックで安いPCはありますので探してみて下さい。
少しでも参考になったと思ってもらえたらとてもうれしいです。
では。
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