悩める高校生「将来建築家になりたいけど、建築学科の選び方が分からない。
大学の評判や実力も知らないし、そもそも建築学科でやっていけるか不安だなぁ・・・。」
本記事では、こんな風に悩んでいる高校生に向けて書いていきます。
こんな記事を書いている僕は
建築学科卒業し、現在都内の空間デザイン会社に勤めて5年目になるものです。
偏差値やランキングだけじゃ無い建築学科の選び方解説
建築学科を志望する理由は様々あると思います。
- 建築家になりたいから
- クリエイティブなことがしたいから
- ものづくりが好きだから
- おしゃれでかっこいいイメージがあるから
こんな感じで理由は人によって様々あり、かつ人によって様々な不安を抱えています。
- 理工系の建築学科と美大の建築学科どっちが良いの?
- どの大学の建築学科が良いのか分からない。
- 建築学科って忙しいイメージがあるけど大丈夫かな。
建築学科への入学を考えている高校生を対象に、建築学科の選び方の解説や、入学前の不安や悩みに答える記事をまとめたものです。
志望校を探す
ネット検索などで建築学科のある大学を探しましょう。
大学を選ぶ際の条件って一般的にだいたい下記の項目かと思います。
- 通いやすさ:自宅から通える。駅からの近さ。など
- 学力:自分の偏差値、学力で行けそうな大学。
「〇〇県 建築学科」でググれば建築学科のある大学を探し、通いやすさや、自分の学力などの条件でひとまず志望校候補の大学は探し出せるでしょう。
大学のHPからパンフレットを請求しましょう。
次に、志望校候補が探せたら、その大学の情報を集めましょう。
直接大学のHPからパンフレットなどを請求しましょう。
その大学の過去の合格者数など、最も基本的な情報もマイナビやスタディサプリなどの大手のサイトから資料を請求できるので活用しましょう。
志望校を決めよう
実は上記でのネット検索の情報や大学の資料請求はすべて【うちの大学に通って欲しい。】と言う大学側の願いが込められた広告なのです。
結果的にこの【大学に通いたい!】と思わせるように必然的に魅力的につくられているので大学にとって不都合な点などが極力書かれていません。
大学選びで後悔しないためには、パンフレットなどの情報とは別に、自分で足を運び、自分の目で確認することが重要です。
ここでは、志望する大学の雰囲気や特色を把握する3つの方法を紹介します。
気になる大学の卒業設計展を見に行く。
卒業設計とは【卒業生が1年費やして作った作品を学外に展示するイベント】のことで、4年間学んできた学生たちの実力と研究内容が見れるのです。
ほとんどの大学が毎年開催されていますので時間をつくって見に行きましょう。
時期的にはだいたい2月から3月頃に開催されています。
大学の研究室を調べる。
次に建築学科の研究室を調べて下さい。
大学3年生になると研究室に入って、そこでの活動がメインになります。
因みに僕の通っていた大学では、大まかに【意匠系】、【構造系】、【環境系】に別れ、そこからさらに分かれています。
都市計画や歴史系、公共建築、住宅、内部空間など研究室によって多岐にわたりますので気になる大学の研究室を調べましょう。
研究室によっては活動報告などを外部に発信している大学もあるのでチェックしておきましょう。
オープンキャンパスに行こう。
オープンキャンパスに行く理由としては実際にその大学に通っている学生の雰囲気やキャンパスの雰囲気を知るためです。
かつ、上記で述べた研究室もオープンキャンパスでは外部に向けて開いていることが多いので、行くことをおすすめします。
将来4年間通うことになるかもしれないので大学の雰囲気は割と重要かと思います。
まとめ
以上、建築学科の選び方を解説してきました。
少しでも参考になったと思ってもらえたら幸いです。
コメント