建築学生「建築雑誌って何を読めばいいんだろう・・・。」
こんな疑問に答えます。
こんな記事を書いている僕は建築学科卒で、現在空間デザイン会社に勤めて5年目になるものです。
この記事を建築意匠やデザイン系の学生におすすめしている雑誌となっていますので、設計課題などの参考になります。
ぜひご覧下さい。
建築学生におすすめの建築雑誌
僕がおすすめするのは全部で下記の8種類です。
1つずつおすすめしている理由を書いてきます。
新建築
新建築は最も有名なデザイン系の建築雑誌です。建築学生なら必ず目にする雑誌です。
この雑誌の特徴は毎月最新の建築プロジェクトが取り上げられており、日本全国の優れた建築作品を紹介している雑誌となっていますので、ほとんどの建築作品は新建築に掲載されています。
住宅に特化した「住宅特集」や「集合住宅特集」など施設ジャンルごとの特集もあります。
a+u
a+uは日本だけでなく、世界中の建築作品を掲載しているので、各国の建築家に直接インタビューし建築界の動向をいち早く掲載しています。
また、建築家・評論家・歴史家による書き下ろし論文を掲載しているのも特徴の1つです。
海外の建築作人を参考にしたい方は見ると良いでしょう。
商店建築
商店建築は主に建築の内装のデザインに特化しており、「レストラン」、「ホテル」、「ファッションストア」など様々な最新のインテリアデザインをたくさんの写真で紹介している雑誌です。
新建築より、より細かいジャンルになっている印象です。
内装空間の考え方や写真の撮り方なども参考になると思いますよ。
住宅建築
この雑誌は名前の通り、住宅のみに特化した雑誌となっています。
住宅に関わる全ての人々に、最新の住宅作品を、写真やデザイン、素材や技術、図面やディテールといった面から、詳細なデータとともに紹介しているのが特徴で、
新建築の住宅特集より、住宅について詳細に掲載されています。
GA JAPAN
こちらの雑誌は新建築と似ていますが、建築作品を直接設計者と対談したり、
解説をしている雑誌となっており、コンセプト段階のラフなスケッチや模型などを掲載して、設計者の頭の中で考えていることを詳細に知ることが出来るのがこの雑誌の特徴となっています。
El Croquis
エルクロッキーは世界中で読まれている建築雑誌で、これを見れば世界でどんな建築が注目されているのか、デザイン面での建築動向が分かる雑誌となっています。
たまに日本の建築家も掲載されていますよ。
ただ1つ残念なのが英語版しかありません・・・。
Casa BRUTUS
こちらは建築雑誌というより建築寄りのライフスタイル雑誌です。
なぜこれがおすすかと言いますと、たまに建築家の記事が掲載されているのですが、一般向けの雑誌なので専門的な言葉を使わずに分かりやすいように解説されており、
プレゼン的な観点で勉強になるなと思い紹介しました。
Pen
こちらも「Casa BRUTUS」同様でライフスタイル雑誌となっており、プレゼン的な観点で勉強になる雑誌です。
買うなら電子書籍がおすすめ
基本的に学生なら大学の図書館に必ず置いてあります。
研究室にも置いてあるはずですのでそこを利用して読みましょう。
ただ、購入を検討している方もいるはずです。
買うなら電子書籍版を買うことをおすすめします。
雑誌を持ち歩く必要が無い
当たり前ですが雑誌自体の形が無いので荷物にならずに済みます。
建築雑誌はノートパソコンなみにデカいです。家で保管するにも場所に困りますので電子書籍版を買うことをおすすめします。
建築雑誌の電子書籍が豊富
ZINIO(ジニオ)というサービスなら
- 新建築
- a+u
- 商店建築
- 住宅建築
- El Croquis
の5つを扱っていてどのサービスよりも豊富です。
AmazonのKindleでは
- Casa BRUTUS
- Pen
を扱っています。
Amazonの場合はPrime Studentに加入すれば月額250円でCasa BRUTUSが読み放題になりますのでめちゃお得です。
今なら6ヶ月無料みたいですので登録するしかないです。
El Croquisがめちゃ安い
エルクロッキーは普通に買うと10,000円近くしてクソ高いですが
先ほど紹介したZINIOだと1,400円ほどになっているのでとてもお得ですので
学生にとってはとてもうれしい価格となっています。
まとめ
はい。以上で建築学生におすすめの建築雑誌でした。まとめるとこんな感じ。
建築家それぞれで図面表現の仕方も全然違うので建築そのもの以外からも学べるようなところもたくさんありますので、建築雑誌をたくさん読みましょう。
少しでも参考になったと思ってもらえたらうれしいです。
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